ウエルビーイング
MIKI・ファニットは、企業の健康経営をサポートしています。
北九州市の介護施設 きらめきの代表、中原亜希子社長のインタビューとともに、私たちの新しい健康経営カリキュラムを紹介します。多様な人材の雇用と健康経営に興味がある方は、ぜひご覧ください。
健康経営とは、従業員の健康は企業の成長に不可欠で、職場環境の改善や健康教育を推進により、従業員のモチベーション向上、離職率の低減、求職者へのアピール、企業ブランドの強化をめざすことです。
人生100年時代となり多様な人材が働く中、介護労働者の平均年齢は過去10年で約5歳上昇し、労働災害の約7割は腰痛や転倒に関連しています。 (※ 本文の最後にデータと詳細を掲載)
私たちは「働く人が元気になり、その先にいる人たちにも元気を届ける」サポートをします。
【チア=応援】プログラム:
従業員の健康管理の企画を立てようにも、時間がない、従業員の反応がない。そんなことはないですか?
MIKI・ファニットの働く人への健康支援「ワークチア」は、【チア=応援】をベースにしています。ポンポンを手に応援のかけ声で身体を動かし、最後は全員でひとつの演目を創ります。
ワークチアは、対象別に2種類のプログラム。
①スタッフのみ
リラックス・ストレス発散と一体感で、チーム力を向上させます。
②スタッフ+認知症の利用者と一緒に
日々の利用者向け健康体操を、ラスト10分は【推し活タイム】へ
「田中さ〜ん いつもありがとう。がんばって〜。そ〜れ!!」
認知症の方がスタッフの腰痛や転倒予防トレーニングを楽しく応援します。応援が励みとなり、ついついスタッフも運動を。
刺激となって利用者の方も、一緒にトレーニングをする方。声援を送る方。笑いの交換場となっていきます。
お世話する・されるの関係から、世代も立場も越えた共創と一体感へ。 実際の様子はこちらから
この様子を私たちはご家族にも映像で、届けたいと思っています
介護施設きらめきへの事業協力:
2023年10月から2024年1月にかけて、きらめきのスタッフと認知症である利用者の皆様は、私たちのワークチアプログラムを体験しました。このプログラムで、脳疲労とストレスの改善、また心理的ウェルビーイングの向上とチームビルディングをめざします。
中原社長のインタビューです 〜〜〜〜〜〜
Q なぜこの講座をうけようと思ったか?
MIKIファニットが提供している手段は違っても、考え方が当社と一緒だったから。人生100年時代、シニアの方も働いてもらっており、赤ちゃん子供からお年寄りまで一緒に幸せになる体験できるのが”きらめき”である。介護で高齢者を支援していくのが最初でしたが、今は利用者様や、そのご家族、スタッフ、そのご家族、みんなで幸せになりたいとのが一番の目的です。
Q 今回講座をうけたスタッフの感想は?
「できると思っていたが、できないことに気づいた」「自分のからだと向きあえた」「皆でやったら楽しい」「一人でやったら続かないけど、皆でやったら楽しくできる」
いうのが大きな声でした。
Q 導入して感想をお聞かせください
外部の力を借りることによって、利用者さんの運動しているときの、ハリがある動きや、元気がある声・表情・目つきなどを見ることができ、私もスタッフも感動した。なにより互いに応援することが、年齢も立場も越えて共鳴しあうことに感動した。
本当はスタッフもそういう瞬間を日常の中で作りたいと思っている。しかし「どうしても介助に行かなければいけない」「話を聴いたり一緒に運動したいけどできない」という毎日の連続でもある。ある意味、外部からの非日常の運動を通して、人と人との本来の営みがその瞬間に作られた。本当はこうなりたいが「やはりできる」とわかった。
Q実際見た場面で、なにか感じたことはありますか?
利用者の男性の方が三々七拍子がかかった時に前にでてこられ、目の不自由な横たわってた方が立ち上がったりする場面があった。今回の講座では、「この方がまだこうなれるんだ」「こうしたいんだ」ということがわかった。
若いころは自分を出せるタイミングやイベントがあったが、年をとってからも第三者の力を借りつつ、日頃からそういうモノがあふれるデーサービスやグループホームという理想の形がみれた感じがする。
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なお、きらめきは、2021年から3年連続「健康経営優良法人2023」の認定を受け、多様な人材を採用中。
多くの求職者の問い合わせが続いています。
今後の展望:
私たちは、ワークチアプログラムをさらに改善し、より多くの方に提供することを目指しています。「働く人が元気でなければ、その先にいる人たちには届かない」健康経営をサポートし、将来にわたる介護業界の人材育成をお手伝いいたします。導入をお考えの方、ご興味ある方、ご連絡お待ちしています。
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介護労働者の平均年齢は、2022年と10年前を比較すると、45.6歳→50.0歳に5歳以上上昇しています。
(種別詳細は以下 訪問介護員が51.9→54.7歳 / 介護職員が42.3→ 47.3歳 / サービス提供責任者が47.2→ 50.0歳 / 生活相談員が41.3→46.2歳 / 看護職員が48.5 →52.2歳 / 介護支援専門員が47.7 →53.0 歳 )
公益財団法人 介護労働安定センター「令和4年度介護労働実態調査」より
労働中の事故は、腰痛につながる「動作の反動・無理な動作」が35.0%「転倒」が34.3%と、この2つで約7割を占めます。年齢別発生状況を見ても約6割が50歳以上となっています。