地域
こちらの授業を担当してきました。
友人が校長先生。彼女は前任の学校ではコロナ禍の子ども達にチョークアートをプレゼント
「こんな先生がいるんだ」と驚いた、こちらもブログに書いています
この写真は、学校のホームページより
1〜4年生までの「善遊科」、5年生~9年生までの「善学科」
地域の方の協力で、林業や農業体験、新米を持ち込んでくださったり、自校でつくる給食がとても美味しい!!
また複式学級ではなく、学年によっては生徒4人に、1人の先生がつくから、目がしっかり届き、のびのび育ってました
学校の教育方針をHPを見て、ドイツから移住して来られたファミリーもあるそうです。
地元の杉をつかった建物。体育館も教室も図書館も明るく気持ちいい。教室は国語、数学、英語など科目ごとに教室があり、、生徒は移動しながら受講します 教科ごとに教室の掲示物もわかりやすく、飽きも来ない。楽しめそうです
1.2年生の教室の前には、図書館と別に絵本コーナーが広がってます
また矢部村では年に一度、【世界子ども愛樹祭コンクール】が開催され、世界中から、絵画や作文が届くそうです。ふるさと創生資金の1億円を子ども達のために使って始めたとのこと。。
一杯ずつ、本物のお茶がでてくる給水機八女市の中学校では、男女問わず、選べる制服になるそうです。また校則で、男子は短髪。女子は・・の髪の毛の規則を、男女問わず、「肩についたら結ぼう」に変えたそうです。
私は八女高校出身なのですが、八女にこのような学校ができていることや、また何度か訪ねたこともある矢部村の歴史や地元の方が大切に受け継いでいる伝統があることを今回、2人のおかげで初めて知りました。一人は現在 清流学園の校長先生をしている古川さん 高校の同級生です
もう一人は矢部出身で村役場に務めた経験ある大学院同級生。(いま鹿児島で、絵本の本屋を自分で企画運営しています。)
(自分で想像して「○○を持ってきた」と子ども達は、一人ひとりが考えて、私に話してくれました。)
私はかねてより、授業前の0時間や、中休み明けに、こんな時間が20分ほど挟まると、より意欲的に、学習効果も高まるのではと考えています。そして最後はふりかえり、自分たちが何を学んだのか、考え、書き出し、発表していきました。
友人が、校長と私をSNSで紹介してくれてたので引用させてもらいます。
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太刀山さんと清流学園の古川校長先生(女性)は高校時代の同級生。古川校長先生は特別ユニークな先生だ。
大学卒業後、証券会社のOLを経て中学教師の道へ。
私と1歳違いだから、当時まだまだバブルで世の中が沸き立っていた頃の金融界隈に身を置いていらしたと聞いて思わず私はニヤリとしてしまった。
公務員になるより一般企業に就職する方が人気だった時代に、証券会社は花形の業界だった。
コミュニケーションスキルが盛んに言われるようになった時代と日本の元気がなくなり始めた時期は重なっているように私は思う。
古川校長先生は、そんな元気のよかった日本を思い出させるような人柄である。
小中学生を同時に見ていく立場となって、果たして小学生を相手に学校経営ができるのかどうか不安だったが、小学生のあまりな可愛いさに不安も吹っ飛んだというようなことをおっしゃっていた。
そして太刀山さんの体育の授業。
事前に授業計画を立てたのかと聞いたら「やってない」。
子どもたちと会ってみないとどんな授業をやるかどうか決められないから、と言っていた。
眩しい。
さすが。プロは違うねえ。
使うかもしれない道具は一応準備していく。
太刀山さんの授業を一言で言うなら、「授業に遊びをふんだんに取り入れた個を確立する初期段階的な学び」とでも表現できるだろうか。
我ながら上手いこと言うな。🤣
体育の授業は従来なら、ある一つのスキル(跳び箱を何年生なら何段まで跳べるようになるとか)を習得することが目的であるが、太刀山さんの今回の授業は、異年齢であっても、誰が優れていて誰が劣っている、といった目に見える「評価」が成り立たない。
あるゲームでは、二人組から3人組、5人組と輪を広げながら、全員が持つ(ここがポイント。普通はグループに1枚のハンカチあるいはスカーフでやる)シフォンスカーフを地面に落とさないようにどう動いたらいいのか、を子ども達自身が考えるような仕組みになっている。
遊んでいるようで、実は普段の体育よりも身体を動かしているので、心拍数も上がる。
そこで心臓の話を先生がする。
高血圧や血管についても知識を投入していくのだ。
そうすると子どもたちは、家に帰ったら今日やった遊びをお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんとやりたい、なぜなら長生きしてもらいたいから、と実に子供らしい素直で優しい心情が引き出されてくるのだ。
ここに書ききれない授業の学びはたくさんある。
校長先生が、興奮しながら
「子どもが自分で目標を立てて行動する、これですよこれ!」
とおっしゃった。
ここで学び育つ子どもたちは幸せだ。
側で見ている私が幸福感に包まれるのだから。
以前から移住者がいらしたが、最近ではドイツからの移住者ファミリーが住んでおられるとうかがって、矢部村はいつからそんなに先進な村になったのだろうかと、しばし考えずにはいられない。
長年かけた首長たちの努力が実を結んだとしか言いようがない。
『ハナミズキ』を学校へプレゼントした。その本でよかったと思う。
「あなたの夢、あなたの好きな人と100年続きますように。」
まさにその歌詞の通り。
〜鹿児島で子どもの本専門店 cafe アルモニを営む友人の SNSより〜 彼女のお店にも行かせてもらおうと・・
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最後にこの旅で行った場所もご紹介します
食事は 茶寮 千代乃園 ゆったりとした時間が流れるリピートしたいお店
泊まりは 奥八女 別邸やべのもり 一棟づつの離れ(和室・洋室・暖炉つきの土間)
杣の森公園での陶芸体験もおすすめ
パワースポットの八女津媛神 この岩の下に入るとなんだか心が凛とします
旅の最後は、羽犬塚駅近くの恋の木神社と水田天満宮へ。恋をこちらで実る。。
こちらの神社には、俳人だった私の叔父の歌碑が立っています。
元気チャージして帰れます。
コンビニがなくても困らないそんな生活もまたいいなと思いました