グランチア for 50代からの人生
厚生労働省の推計によれば、2007年に生まれた子供の半数が107歳以上生きるとされています。そんな人生100年時代を彩るのは、MIKI・ファニットの代表、古庄美樹です。
11月9日に開催された福岡100フェス(福岡市主催、70歳以上の熟練者たちが主役の屋外イベント)に参加しました。会場に入った瞬間、驚きの声が上がりました。
ルー大柴さんのDJタイムも?!
ばあちゃん新聞の「うきはの宝」が企画しただけあって、会場内はとてもお洒落。ステージ横にはDJブースがあり、ルー大柴さんのDJタイムも、司会は吉本の芸人さん。中央には卓球台が設置され、こだわりの革製品、ステンドグラス、盆栽、フォト体験など、出店者も70歳以上の方々ばかり。
開始直前 メンバー行方不明
堂々とした大女優の登場…というか、帰ってこない!リハーサル前も本番前も、着替えの場所からステージに集まるのですが、このブースを抜けて来ないといけないのに、開始直前になってもいないメンバーが続出。
遠くから姿は確認できます。なぜならピンクの頭に、ピンクの裾がヒラヒラ靡く水玉模様のワンピース、誰がどう見たって、うちのグランチアメンバーです。
確かステージ監督をしている私はメンバーさんに本番前に言いましたよ…
「『もうすぐ本番だから、見てください』と会場中にお声をかけてきましょう」と
だけど、帰ってこない
おしゃれすぎる販売や展示ブースがあまりに楽しいから、商品を手に取り、店先で話し込んでいる方。オリンピック閉会式の入場のように、携帯で周りを撮影しながら手を振って笑顔で歩く方。自由すぎる…。
「まだ来ない…やっと半分揃った?」 「戻ってきてくださ〜い!」
私の心配をよそに、紅白歌合戦のトリの大物演歌歌手のように、余裕の姿でステージに近づいてきます。カッコ良すぎて爆笑。
もみじさんのトークに吉本の芸人司会もタジタジ!
86歳もみじさんは福岡吉本の立ち上げ前に、飯塚で吉本飯塚1期生に参加、卒業公演は花月の舞台に立ってます。
若い男性2人と70歳女性の3人で司会をしてたのですが、
「あたしの方が吉本では先輩ね」と話すので、3人から「姉さん」と呼ばれていました。
ピンクの水玉衣装のグランチアスターズに、青のミニスカートで決めたグランチア。クールに決めるグランヒップホップ。
最後は会場中を巻き込み、何歳になってもチャレンジできる街、福岡を応援してきました。観客からは「かっこいい〜〜!」と声が上がって、「なんじゃこりゃ〜」という思いで盛り上がっていきました。
私たちのステージが終わったあとは、「嵐が去ったようで寂しい」と声が上がっていました。
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終わった後もこのような笑顔に
「80代の母のこんなステージ姿が見れて嬉しい」と娘さん
Fukuoka 100 Festival: People over 70 years old gather together!