ほか
狭き門、抜けることができました!
九州大学院にふたたび合格いたしました!!
『発達支援&運動教育のソーシャルデザイン』について研究として
私は3たび、女子大生に戻ります。
かつての私は、大学を卒業する時に、運動教育系で、大学院にそのまま進学したいと思っていました。でも当時はお金がなく、まずは働いてお金をためて・・との思いで就職した矢先に交通事故。(続けていても貯金はできなかった)
両膝やってしまったので運動指導を一度諦め、勢いで結婚、その後出産します。ますます大学院など遠のきますが「よし、こうなったら」と、娘が大学を卒業するのと入れ替わりで進学しようと虎視眈々と考えていました。このタイミングがきたのがちょうど6年前。
しかし友人からこう告げられます。「やりたいことをやっていきたいのなら、なおのこと、経営基盤を盤石にするのがまず大事だろ」。
そうだ!私がしっかり固まりきれなきゃ、会社は続かない。そこで思い切って経営を大きな外枠から学ぼうと、2015年にQBS(九州大学院 経営学府産業マネジメント学科) で3年間学びました。 この時の様子は西日本新聞web版でコラムとして書いています。https://fanfunfukuoka.aumo.jp/articles/79960
進学後、優秀な同期の方の中、できない自分との戦いでした。そんな中でも、マーケティングの宿題で出たフィールドリサーチがもとで(27年前に地域サークルを最初に作った時から考えていた『幼老共生』の形を実現すべく)、これをグランハブ事業のいっぽとして、グランチアを始めました。そのグランチアから、2020年現在のスポーツ庁研究事業の研究企画の基案へと繋がりました。
そして、今ここから本来いきたかった、人生の積み残しだった『運動教育』をソーシャルデザインの観点から学ぶ、ステージに進む切符をいただくことができました。
ここでは、運動だけ、教育だけから見るのではなく、もっと幅広い角度から発達支援の運動教育を俯瞰して見ることができるのではと、思っています。このことは多くの子どもたちへとまた繋がって行くはず
QBS、今回の受験にもアドバイスいただいた坂本剛さん始め、お話を聞かせていただいた多くの方、ありがとうございます。
つくづく思うんです。この順番で、このタイミングで私にはよかった。
自分たちがしてきたことを、進みたかった分野で研究し、しかも社会に返していける。
ただ・・本音は今日の合格発表を見るまで、受験の際、その控室で待つ間の受験生の人数の多さに・・・ちょっぴり不安になってました。
せっかくいただいた入学の許可。人生の積み残しを掬い上げ、さらに大きな荷物を試行錯誤しながら、まずは社内で、そしていろんな方々に届けていけるよう
この機会を、しっかり活かしてまいります。