ほか
私はこの秋、「自分は『鬱』になったのか、もうダメだ。迷惑かけてばかりだ・・」と身体やこころに異変が現れました。
眠れない
食欲がない
声が出ない
人と話せない
耳を塞ぎたくなる
人の前に立てる状態ではなくなり、会社をしばらく休みました。
2020年の挑戦は、スポーツ庁研究事業でした。
ありがたいことに「Sport in Life推進プロジェクト(スポーツ実施を阻害する課題解決のための実証実験及びターゲット横断的なスポーツ実施者の増加方策事業)」国内10社に採択されました。
(今年はコロナ関係の書類作成が続きましたが、一番厚みのある書類作成と応募となりました。)
<チームメンバー>
九州大学医学部名誉教授 脳疲労研究の藤野武彦の研究室
社会医療法人 栄光会
下関市立大学 松崎守利さん
クロスハート 伊藤志保さん
村井工機 村井正典さん
MIKIファニット 島津めぐみとスタッフメンバー
この心強いプロジェクトメンバーもでき、チームのおかげで、慣れない申請や説明会など、壁がどんときても、暗礁乗り上げても、ひとつずつ進んでいき、
いよいよ研究実験がスタート!!というとき、前夜に全ストップしてしまいます
私のつめが甘かったのが原因ですが、この停止には、ショックすぎて・・・
すぐに連絡せねばと、前夜
予定をあけて明朝の採血に備え、前夜から絶食してる参加者に一人ずつ、私からお断りの電話をしました。検査の段取りしていた関係各所にも、チームメンバーに、スタッフに迷惑かけると・・
このままいくと、この事業はストップか。
採択されたのに国の事業ができないとなると今後、会社として公共関係は厳しくなるのか・・・。
会社は大丈夫?
うちに来てくださってるメンバーさんの居場所はどうなる?
そんな思いがグルグルしているうちに・・・
最初に書いたような身体に異変が翌朝から起ったのでした。
モノクロ写真のように色も見えなかったような気がします
起き上がれなくなり、力がはいらない
その間にも「みきさんはやすんで・・」と、進めてくれているチームメンバーや会社のスタッフメンバーがいました。
そのおかげで、
年度末までに完了するには、もうここで始めるしかないギリギリの時期に、やっと再再スタートできるタイミングが来ました。
しかし
<4日前夜に、4人に>なってしまうのです
20人いた研究参加者でしたが、研究時期もずれた上に、コロナの状況が勢いを増し、研究対象を医療福祉従事者の方にお願いしていたため、辞退が多く・・・。(都合を当初の予定でつけていただいてたこと自体に申し訳なかったです)
研究開始まであと4日!!!
もう、途方に暮れる時間はもうない
そこで、SNSでご協力できる方を募ったのでした
この投稿を、思いがけず86名の方がシェアをしてくださり、2日前に35人もの方が協力してくださることになりました。この時の皆様のシェアがなかったら、事業は成立しませんでした。本当にありがとうございます
多くの方よりメッセージをいただき、思いが込み上げ、ありがたくて泣いてしまうのと同時に、応募いただいた方とのやりとりをしていく中で、皆様の気持ちがありがたくて、私は元気を取り戻していったのでした。
チームメンバー、関係各所の皆様の準備のおかげで、多忙な中、参加者の皆様の協力の元、年末年始もはさみながら多くの皆様に参加いただいています。
2021年1月でこの研究レッスンは終わり、分析とまとめを経て、年度末には発表の機会もある予定です。
私たちはできればここから、さらに、グレーゾーンの子どもと保護者へのソーシャルデザインの研究へと目指していきます。
(昨日までの5日間で45人の方のご意見をインタビューさせていただきました。)
本当にありがとうございます
本当に多くの方のおかげですすんでいます。
「お礼の気持ちに私たちが返せるのはたったひとつ。これらの研究をやり遂げ、形へと変え、子どもたちに、地域に還元していきます」
2021年もよろしくお願いします
MIKI・ファニット代表 太刀山美樹
令和2年度「Sport in Life推進プロジェクト(スポーツ実施を阻害する課題解決のための実証実験及びターゲット横断的なスポーツ実施者の増加方策事業)」として医療福祉の現場で働く、20〜40代女性を対象(最も運動実施率が低い年代)に、私たちの運動プログラムを実証実験を行い、脳疲労を解消し、睡眠の質や人間関係の変化によるレジリエンス力向上を研究してまいります。
この研究事業レッスンはグランチアで培ったベースを働き盛りの方へとおこなっています。グランチアの皆様にも感謝です