0歳児
赤ちゃんがいるご家庭はいろんな感動がありますが、初めて話す言葉、気になりませんか?
「自分のこと呼んだと思った瞬間は、ウルッとしました…」と、よく私は教室で聞きます。
MIKI・ファニットでは0歳、1歳、2歳と、各年齢の体づくりの基礎を学ぶ親子ファニット(運動系リトミック)があります。私は25年間、1万6千回この仕事をする中で、ここがスタート、人生の根っこづくりの場として大切にしています。(私自身も、博多阪急クラスを担当しています)
赤ちゃんが生まれると、一気に家族のアイドル!!
家族の皆さんの感動の時が、いろんな初めての時がやってきます。
・ニッコリした
・顔を向けた
・寝返りできた
・ズリバイで前に進んだ ・・・などなど
そしてさらに感動の瞬間がやってきます
それは!!
「ま…ま…」と喃語が出だした瞬間です
家族がそれぞれ、「私のことを言っている!?」と感じるもの。
例えば、「ママ」「パパ」「ばあば」と、「うわ〜私のことを言った。言った!!」 と、家族の顔がほころんでいる中、ひとり険しい顔の方が。
そうです「じいじ」
「じいじ」は、初め赤ちゃんの口から出てこないもの。
それはなぜかというと「じいじ」は、発音の仕方が違うのだそうです
「ママ」「パパ」「ばあば」、つまり、ま行、ぱ行、ば行は、言葉を出すときに、口の形と唇の動きが同じです。
一度唇を閉じて、離れる瞬間に一気に空気を出す音。
だから、まだ歯が生え揃わない時期でも、唇の動きだけで発音できる音なのです。
(息を出す場所は少し違っていて、ま行は息が鼻から『鼻音』、ぱ行とば行は口からでる『破裂音』)
ところが「じいじ」は、ちょっと違っています。
口をしっかり横に広げて、前歯の裏側にしっかり息を当てないと出てこない音。
つまりはがしっかり生えていないと出てこない音ということ。
おじいちゃん、ご安心ください!
決しておじいちゃんをスルーしてるわけではなく、赤ちゃんの発育発達のせいなのです。
ちなみに滑舌の先生から、ま行を鍛える言葉を教えてもらったことがあります。
・右目右耳右耳右目
・ママの真似事を気ままにできるマミちゃん
・桃とすももの違いは、百田桃子さんが詳しいと言い張る桃井百恵さん
練習しながら、百田さんと桃井さんの顔を勝手に想像して、思わずニッコリしちゃった太刀山美樹でした。