ちょこっと「体操・運動遊び」
いま福岡銀行の情報アプリ「 mymo」にて 子育ての賢人として担当しています
賢人なんて肩書き・・すみません(汗)
わたしは普通のおばちゃんですが 笑
年金や貯金など、気になるお金にまつわるちょっとしたことや
トコさんの日々の呟きや、各分野の賢人のみなさまから「なるほど!!」のきちんとした情報を
Q&A方式でわかりやすくゲットできます
A1 それぞれのご家庭の方針で決めていいと思います・・・が、よそのご家庭はどうしているんだろう?って、気になりますよね(笑)。
ただ、最初にお断りしておきますと、私は親からお年玉をもらったことはなく、お小遣いも必要なもの、欲しいものができたときに親に交渉するプレゼン制でした。ですから、自分の子どもたちには「おじいちゃん・おばあちゃんからもうらうでしょ」と言って、親からはお年玉はあげませんでした。私の「お年玉をあげる」は、主に親戚の子どもたちに対してというのが前提です。
あげ始めるのは、人からものをもらって「ありがとう」と言える2歳ぐらいから。とはいえ、まだお金とは何かは分かっていませんから、お菓子や絵本、おもちゃなどを贈ります。お金であげるのは幼稚園年長さんくらいからでしょうか。スタートは1000円くらい。小学生は低学年、中学年、高学年で金額に差をつけ、中高生が5000円以上、大学生は1万円というところ。社会人になったらあげません。ただ、これはあくまでわが家の例にすぎませんので、最終的には各家庭での事情やお考えでいいと思います。
ほかにも下記の質問に答えていますのでのぞいてみてください
A2 子どもにとって大きな大きな臨時収入のお年玉は、お金の価値や大切さを知り、その有効な使い方を学ぶ絶好の機会です。使い道を親子で一緒に考えてみることをおすすめします。
うちでは、お年玉は全額「もらった人のお金」なので、管理は子ども自身、親は見守り役でした。どう使うかは自分で考えさせました。単純にいま欲しいものを買うか、もっと高いものを買うために貯めておくか、将来のために貯蓄するか・・・。時には私から「次の誕生日におじいちゃんからお祝いがもらえるかも。それと足したら、すごく欲しがってたアレが買えるんじゃない?」など、いくつかの選択肢や可能性、長期的な視点を提示しました。
その結果、子どもが貯金すると決めたら、できるだけ一緒に金融機関に行って、子どもの手で入金させていました(お年玉は子どもの銀行口座を開設するいいきっかけでもありますね)。
Q3 子どもに任せると散財しそうで怖いです・・・。
A3 要は、子ども自身に考えさせることが大事なのです。「子どもの自由に使わせる」というのはその自主性を尊重しているようですが、放置しては無責任。そこはぜひ経験豊富な親がヒントを出しましょう。「そんなすぐに飽きそうなものに使ったらもったいない!」と命令口調だと子どもは反発しますが、「5000円だと買えるのはこれ。でも、5000円をもう3回分貯めたらこっちが買えるよ。どうする?」などの選択肢を出すと、ちゃんと考えて答えを出します。
また、お金の大切さを知るという意味では、パーッと散財してしまい本当に欲しいものができたときに後悔した・・・なんて経験も必要かもしれません(笑)。失敗から学べばいいのですから。
余談ですが、アメリカの通販大手アマゾンが運営するコンビニでは、スマートフォンのアプリを使い、お客が入店するときにゲートにスマホをかざせば、あとは商品をバッグに入れて店を出るだけで買い物ができるという試みが進められているそうです。
支払いがカードやスマホ一つで済む時代。それは便利である半面、子どもがお金を実感する機会が減るということでもあります。紙幣や硬貨を目で見て、手で触ってカウントするという体験は必要だと思うし、いつものお小遣いよりも大きな金額を現金で手にするお年玉は、その絶好の機会です。
でも、あまり難しく考えすぎないで。ちなみにうちでは、子どもはお正月の広告から自分の欲しい商品の写真を切り抜き、お年玉の使い道をシミュレーションして遊んでました。そんなふうに、ゲーム感覚で楽しんでやってみてください!
そうか。お年玉は、大人にとってのボーナスみたいなもの。我慢していたものを買う楽しみは奪えません(笑)。気長に見守って、本当に欲しいものや必要な場合に備えて、お金を貯める計画性も育てていきたいですね。