旅先
先日のなまはげの激(はげ)トークに続いて佐賀市へ。何をしに行ったかと申しますると…。
ぱりっ!とするご飯の友は海苔。これがないと始まらない
海苔でまいたおにぎりは最高ですよね。
こんな風にできるとは知らなかったの海苔。
fan fan福岡 SAGA部に入部し、佐賀市にうかがってきました。
生産量、販売額ともに日本一を誇る佐賀海苔。その秘密は有明海…。
「山からの栄養をたっぷり含んだ水が、最大6mという日本一の干満差によって海水と混じることで、海苔作りに最適な塩分濃度となる。さらにその干満差は、海苔に海水と太陽の光を交互に与えることになるため、旨味と栄養がギュッと凝縮。有明海はまさに海苔作りに最高の環境といえるのだ。
さらに、恵まれた自然環境ばかりでなく、独自の生産システムも海苔作りに欠かせない大切なポイント。昭和43年に考案された海苔の生産システム「集団管理方式」は、苗付けのタイミングから収穫時期までを生産者たちが一貫した連携プレイで行なうというもの。これにより、有明海の自然を守りながら美味しい海苔を安定して生産することができ、佐賀県が全国に誇る生産体制として他県からも手本にされている。
有明海はそんなすごい海だったとは?海苔の生産高順位は上から佐賀、兵庫、福岡、熊本、宮城…
筑後出身でなじみがあった有明海。
実家は果樹園という農林水産の一次産業で、
また身内が研究に関わってたにも関わらず、
海苔がどのようにしてできるのかわかっていませんでした。
漁船に乗り、海の上で作業する漁師さんの様子を間近で拝見すると…。
海に立っている柱は、一本一本手作業で立て、そこに海苔の種を植えた網を張る。
網で海苔は伸びていく
満ち潮で海の栄養分を取り組み、潮が引いたときは光合成を
そしてこの海苔を刈り取るのは、光合成がとまる冬の夜中作業。
この柱は冬のシーズンが終わるとまたぬいていくそうです。
美味しい海苔のために、ありがとうございます
集められた海苔は、佐賀海苔加工工場へ
海苔のプールから徐々に私たちが目にする海苔の1枚1枚になっていく様は、もう興味津々でした。
こうして大事に(機械がはいっているものの)手作業も多く、手間ひまかけて育っていくのね…。
「子どもみたいだな」思わず呟きました。
そしてできた海苔、一枚ずつ焼いた、香ばしい海苔を特別にいただきました。
パリッと音がする歯切れよさ、でも口の中で、溶けていく柔らかさ。甘さとうま味が広がっていきます。
ツルツルッとすすった生海苔もまた、採りたてさんをコンテナからいただきました!!
こんな事、現地じゃないとなかなか体験できません…。
みなさん、ちょっと行ってみたいとおもいませんか?
そして、他にも佐賀は美味しいものであふれていました。
この様子はファンファン福岡の紙面で紹介されます。ちょっとだけヒントを
お花やさんで食べるBBQ?
鳥が好きな人にはたまらないスポット?
ペンだけでこんなに表現できるの?池田学展が開催中の佐賀県立美術館
みなさまお楽しみに…。
さて、
丹精こめたおいしい海苔の数々。自分でも、海苔の佃煮をつくってみました。
これで保存もきき、楽しめる。
そう言えば、こんなタンパク質、カルシウム、ビタミン豊富な海苔ですが
酵素の関係でなんでも日本人だけが海苔を消化できるそうですね。
他の国の方は焼き海苔でないとダメとか
ちなみに、これらの海苔は、有明海漁業協同組合直販所の『まえうみ』でも購入できます。
海苔のソフトクリームもトライしてみてくださいませ(ちょっと歯が黒くなったら笑ってください)
何でも佐賀市では、もらってすぐ食べることができる海苔の名刺もできるとか・・・そんな名刺もらってみたいですwww