教育トピックス
ある地区で、ケアの少し必要なお子さまを臨床心理士、保健師、保育士とチームでの教室があり、私は健康運動指導士として、担当しています。
(子どもには体操のミッキー先生と呼ばれています)
教室がはじまる中、部屋の隅ではママが、やや大きめの声で話しかけていました。
洗濯物カゴに(荷物入れになっている)ずっとはいって動かない2歳半の男の子。
そこで私も、横にある洗濯物カゴによって行きました
私「うわ、これお風呂やろ・・・。わたしもはいっていい?」
子「ねむい」
私「気持ちいいお風呂やね〜〜」
子「ねむい」
そこで私もお尻をつっこんでカゴに座ってみました
私「ね〜気持ちいいね〜」
子「ねむい」
私「わかる・・・眠たいときあるよね…」
ママ「この子はイヤな事あると、ねむいとしか言わないんです」
子「ねむい」
私「わかるな〜」
ママ「やる気がなくって…だいたい…この子は…」
私「ふわ〜〜、私も眠くなるのよね…」
しばし、ふたりで並んでお風呂にはいり、
ぼ〜んやり、保育士の先生がおこなう手遊びを眺めていました
しばらくするとその子が立ち上がりました。
自分でクラスの遊びにはいっていった。
次の私の担当コーナーがはじまり、スタートの10分はノリノリ。
(10分したら、あとはまたカゴのお風呂生活に)
10分頑張れた!
これってデカイ!!
周りのどうこうじゃない
このデカイってことに、気がつけるお手伝いだ・・・
「そんな我が家も…、うちの子の将来の夢は「サランラップ」だった
笑い話でするけど、当時は最初、本当に大丈夫とおもったもの」
私の話しを聞いてくれるお母さん達の目がすこし微笑んでくれるのを感じていました…
やっぱり私はこういう教育のお手伝いがしたい・・・・そう思った
でもね、ママの気持ちもわかります。
365日24時間。誰しも我が子には、なかなか難しい時もあるもの
成長を一緒に見守れるそんなクラスへ
いまミキファニットの各クラスを見学をしていますが、講師はみな、さりげなく言葉をかけています うれしいです
みんなが心がけている事、クラスの内容を私はもう一度分解していこうと思っています