ウエルビーイング
みなさん、認知症の方の人数は小学生とほぼ同じ人数だとご存知ですか?
しかもその予備軍、軽度認知障害(MCI)の方を入れると、その倍の数になるそうです。
MIKI・ファニットは、チアダンスなどの運動を通じて、0歳から100歳までの皆さんの健康をサポートしていますが、
さらに私たちは現在、認知症介護施設の支援事業も行っています。なぜなら、認知症は誰もが直面する可能性があるからです。
今回のブログでは、その認知症について、医療福祉関係ではない私が学べる講座について、中でも福岡市が開催してる講座を中心にご紹介します。
現在、65歳以上の5人に1人が認知症を患っており、その数は小学生の数と同じくらいです。厚生労働省のデータによると、2012年には65歳以上の約7人に1人が認知症でしたが、2025年には約5人に1人に、軽度を含むと4人に1人に増えると予測されています。福岡市でも、2020年には37,610人だった認知症患者が、2025年には43,690人に増える見込みです。また、高齢者の単独世帯や高齢者のみの世帯で認知症の人が増えると予測されています。人ごとの話ではないのです。
私が介護の課題に向き合うきっかけは、看護学校での教え子の一言でした。彼女は施設で働いており、「うちの施設に母は絶対預けない」と言い切りました。内情を知っている人がその場所を嫌がる…この言葉が私の胸に刺さりました。
利用者や同僚との人間関係からの離職も多いと聞き、やるせない気持ちが募りました。そこで、九州大学大学院で研究を重ね、「チアLife プログラム」を開発しました。
※「チアLife プログラム」については次回詳しく説明します。
私たちは介護の現場でも役立てると自負しています。そのためには、現場の皆様の考え方を理解し、自分なりに俯瞰して見れるようになりたいと思っています
私は、今年の5月に膝の靭帯を切り、車椅子や松葉杖を使うこととなり、トイレも階段も不便だと改めて痛感しました。資格のひとつに健康運動指導士を持っていて、病気や怪我での運動処方の仕方も学ぶため、理論では知っていても、自分が実際にその立場になると、「こんな気持ちになるんだ」とわかることも大きいもの。
そこで、AR(拡張現実)を使って認知症の方の視野感覚を福岡市認知症フレンドリーセンター にて疑似体験してきました。
視界が狭くなったり、色が見えなくなったり、通常、廊下の上の方に配置されているトイレや非常口の表示は全く見えない。私が1番怖かったのは、穴。玄関マットの色が黒いと、深い穴に見えしまい、怖くて一歩が踏み出せなくなる。ましてや、「早くデイサービスに行くから、家から出ますよ」と、家族か誰かわからなってしまった人から、急に押されたら…、パニックになるのは当然です。
トイレが間に合わない方も表示が見えていなかったり、ピクトグラムの男女のマークが何を指すのかわからず、「トイレが消えた」と探しているのかもしれない・・・
認知症になったから、おかしな行動をするのではなく、そこには理由があるので、ご本人の立場に立った接し方を周りもすることが大事です。
福岡市では、2023年より認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせるまちをめざしていて、フレンドリーセンターでは、他にも、認知症の人に配慮したデザインや接し方の重要性を学ぶことができます。
2-1 介護職員初任者研修課程 取得
介護資格のはじめの一歩 介護の初任者研修取得しました。この資格は通常、130時間の理論を、約3ヶ月ほどの通学で取得するものですが、コロナ期間の特別対策と して国が通信講座を認め、中でも福岡県だけは今も通信講座もok、福岡市が主催する通信教育を受講し、無事に合格しました。
2-2 介護講座
福岡県や福岡市、また社会福祉協議会が主催する講座が多々あります
認知症サポーターや、ユマニチュード講座などを私は受講しました。オンラインやオンデマンドでの講座もありがたいです
年齢を重ねた時に、私はどうしたいのか?住む家は?暮らしは?延命治療したい?お墓は?
介護・年金・保険・相続・遺言・葬儀・お墓と残りの人生を健やかに過ごすための終活。その全般を学ぶ(資格は何種類かいあり)、私は終活ガイド1級とエンディングノートの書き方講師の資格を取得しました。
このエンディングノート、実は福岡市区役所で無料配布されています。無料だからと侮るなかれ、いくつか見てみたところ、福岡市のものは内容が充実しています。
恐るべし福岡市…福岡市のシニア対策 他にもあるんです。
2年かけてリニューアルする 福岡100プラザ こちらのキックオフイベントをグランチアが担当
新しい水玉模様の衣装と、チアスカートのメンバー総勢26名で会場中を巻き込み
その様子はNHKに流れました NHKでの映像はこちら
この福岡100では、9月に「第6回日本ユマニチュード学会・福岡総会」があり、 一般参加ができる講座もあるようです。自分にできることを考えていく上で、いろんな角度から学べる機会があることに感謝しています。