人生拓く
わたくしごとですが、7月7日七夕に、入籍と挙式をしました。会社もこの日17歳になりました
プライベートではありますが、挙式をブログに記します。なぜなら「自分も同様のケースで悩んでいる」という声をいくつもいただいたからでした。(またグランチアメンバーからも「もう一度挙式してみたい」との声も)
今の私は、「やってよかった」と心から思っています。が、はじめはそんな気はまったくなく…。
結婚式は1・2年ほど前に、娘と息子、どちらも親として参列。でもみるのとするのは大違いで、(2度目とはいえ)
挙式や手続きやら…戸惑いばかり、この体験を書いています。
「おばちゃん挙式はいらんばい」のかたは、どうぞスルーしてくださいませ(笑)
ここからは、3つのポイントについて話します
1 3回の 改名 なかなか面倒
2 50代で再婚 まさかの挙式
2-1 決意
2-2準備と実施
3 900kmの別居婚 届出について
4 おもい
生まれてから、名前が4回変わりました
0〜23歳 鹿野
23〜46歳 太刀山
46〜56歳 鹿野 仕事は「太刀山」そのままに
この戸籍の名前と仕事での名前が違う、近年の10年間が、すでに面倒でした。
本名で明記となる書類が多いのです。保険や銀行口座など個人の書類関係。法人の代表もしてるため、法人登記も代表名は本名で、契約書類もそう。日頃の名前と違って2つあるので、その度に説明が必要です。今回の結婚で仕事の名前を変えないと、3つめの名前が出現。毎回「この名前は…だけど…」と更なる説明が、法人契約などで必要になります。ううう…
変えるなら今 人生100年時代、まだ折り返しかもしれない(笑)と思い切って変更することにしました。
ちょうど私の名前が、印刷物の記事に掲載される予定が、2つありました。
7月福岡県キャリアカフェのイベントチラシと、8月の西日本新聞系列シニア情報誌「ぐらんざ」に夏の運動ということの記事。改姓した名前での掲載なので、説明なしでは「え?誰?」となるため、7月の挙式後、SNSで「名前が変わります」と呟いたのでした。
で、このSNSが混乱を招いたようで、「離婚?結婚?どっちの理由?」「エイプリルフール?」と聞かれたり…
ありがたいことに多くの方から「おめでとう」とお声をかけていただきました。その中には同世代の方より「勇気をもらった」「私も挙式したいと思っていた」などのお声をいただきました。それでこのブログを書くことにしました
2023年に入り、7月に「入籍だけしよう」と決まった、5月からの、私の気持ちの変化です。
→ 写真だけ(フォトウエディング)してみるか…申し込みするのも気恥ずかしい
→ ならば、レストランで、娘家族と食事会はしようかな
→ ならば、いっそレストランウエディング?検索すると
→ あ、小さなお葬式ならぬ、「小さな結婚式」というプランを見つけた。
小さな結婚式の費用は、7万7000円からと出ていますが、料金の積み上げで少なくとも30〜40万ぐらいにはなりそう。
その人前結婚式と言っても、私の場合、親族友人を呼ぶわけではない。親と入場もない。親への手紙もない。ケーキ入刀もしない。参列する可能性がある子ども達が、忙しそうな中に有給出すにも理由が「母親の・義母の結婚式」だと会社も「え?」となるよね
…そこまでして、なんの意味がある? …
若い時ならだけど…孫もいる身。2度目。場所も遠い、皆忙しい。
そもそもパートナーは人前が苦手 …もうやめよ…の私の声がしたのか、その時、
「人生でやりたかったこと、全部したらいいよ」と書かれていました
・・・・あ おもいの、人生の積み残しを回収作業だ
娘から2通めのLINEは、教会のリンクが届きました。
・・・・あ この教会は 石の教会だ!!
「そうだ 素直にいこう。やろう。式をやるんだったら、ちゃんとやってみたい。この【石の教会】で。」
この教会は昨年、娘夫婦と軽井沢旅行で見たのでした。当時は立て替え中で、遠目に見たのですが、森の中の「石の教会」は、まるで映画のセット。私は「あ〜あ、こんなところであげたかったな・・(最初の結婚に)諸々の選択の権利は、若かりし私にはなかったな」とつぶやいたのでした。娘に聞こえていたのか…。リンクをさらに見てみると…
1週間後に石の教会でのウエディングフェアあり(ちょうど締切日)。この1週間後は、ちょうど私が東京行く予定と一致。 軽井沢ブレストンコートホテル の申込みに「は、は、端っこで、そ〜っと見せてください」の気持ちで参加することに(親に間違えられるかも)
見学会では、ホテルのほかにも同じ星野グループの、星のや軽井沢、ハルニエテラスや、そして軽井沢で90年以上の歴史を持つ「軽井沢高原教会」、と、安藤忠雄デザインの石とガラスが織りなす建築「石の教会 内村鑑三記念堂」(改装が終わったばかり)を紹介されました。大人カップルの挙式も多いこと。2人だけ、挙式だけの事例も多いと伺います。
空きを確認をすると、1ヶ月前にして、入籍予定の7月7日夜、空いていることが判明。
しかも夜はキャンドルを灯すキャンドルナイト企画である。「星に願い」をの七夕の夜に星野リゾートで
7月7日は平日割と、7・8月は挙式が減るそうでサマー割引あり(月割引は2月もあり、確実に雪を降らせてもらえるプラン)
とはいえ、気になる費用。もとより少人数の見積もりでしたが、オオ〜そうなりますか …
まあ通常の挙式が約350万(60人程度)と情報を見ていたので、この場所ならそうなのだろうの額。ただ…若い時ならまだしも…と何度も頭をよぎります。)
でもここで、娘のメッセージがまた効いてきます。
逆にいうと、やりたかったことだけ、すればいい。
そして、本当は自分はこういうの苦手だけど、やりたいことでいいんじゃないと、彼の言葉を受け、決定しました
1ヶ月後、仕事もある中。「やりたいことだけ」で省くものをまず先に決め、打ち合わせは一度で決定。あとはネット上でのやり取りでお願いしました。
※準備の様子を書きますが、選ばれるものによって、皆さま当然違うと思いますので・・
娘に付き添い頼み、これだけは2カ所行きました。紳士用はすぐに決定 笑。15万ほどから100万越えるものまで。身体に合うように補正も可
結婚式で「お母さんのベールなど古いものを1点身につけると幸せになる」という事もきき、素敵な考えなので拡大解釈。アクセサリーや小物類は、娘に借りたり、メルカリで揃えました。服装は教会規定があるので、教会名で検索するとジューンブライドで6月挙式したばかり、2時間だけ着用と綺麗なものも多く、実際の使用写真があるので、付け方もわかり便利でした。
メルカリで店舗を構えてる個人の方に、イメージをお願いしオーダーリクエストで作ってもらいました。
特別な演出・招待状・席次表・引き出物・親への花束贈呈(笑)などは省略
教会内は撮影禁止のため、教会写真だけをプロに依頼。周辺での撮影もあり良かったです。(プランによっては長野の雄大な風景やスタジオ事前撮影などあり)また挙式のライブ配信も無料でついていますが、自由な投げ銭方式になっていました。(遠くからや、入院中などの家族に見てもらうのにはいいかも)3日間アーカイブでも見れるので、自分らだけで見ました。
アルバムは母に見てもらうのに1冊だけ。これも便利。プロ編集を、自分らでもネットで確認、写真の入れ替えやカット構成直しもできる
大きな披露宴会場ではなく、ベビーもゆっくりできる別荘風を貸切ってゆっくり食事。料理人の方がその場で仕上げ。お酒(飲むのも私と息子だけのため)種類は少ないプランで十分、その分長野のフルーツジュースを追加。ケーキカットなしで、料理コースに塩釜お肉を2人で叩き割るのを追加。その分ケーキは、お店のようなガラスケースいっぱいから、好きなだけ選べるものを追加。
嬉しかったのは、会社のみんなから電報が届いたこと。テーブルの上に飾り食事をしました。
またサプライズで「はじめたばかりなんだけど…」と、息子のお嫁さんが、弾きがたりでてんとう虫のサンバを。ベビー連れで荷物になっただろうに、福岡からギターを持って来てくれてました 涙
同じ星野リゾート BEB5 にみんなで宿泊。式を挙げた方のプランだとさらにお得。みんなで家族旅行に来た気分でした。
翌日はそれぞれ、長野を楽しんで、私たちは白馬へと向かいました
私たちは、別居婚です 距離は1100km(直線でも900km)。 週末婚・月末婚も無理で、四半期婚?もう少し?ぐらいか
これも、別居婚て・・どうなるの?わからないことだらけでした
①婚姻届 どこでも出せる
住所はそれぞれを書き、「同居を始めたとき」の欄を空欄のまま提出
提出先から自分達の住む役場に情報がいく
②住民票 そのままでいい
③印鑑登録 下の名前で印鑑を作っておけば変更なしですが、私は変更でした
あとの手続きは、同居の結婚と一緒です まとめサイトのリンクはこちら
私、ここでもやらかしていました。
入籍2日前、東京に来て気がつきます。「戸籍謄本とった?ないと婚姻届出せないもんねぇ… 」と話しはじめた瞬間、一気に青ざたの私。「あ…ギャ〜」人には散々言っておきながら、私が忘れていたのです…
福岡市役所に聞き、息子が代理で昼休みに行ってくれたものの…。福岡市の住所ではなく、実家の筑後市にあると役場で判明。(これさえも失念してました)、東京の区役所から、軽井沢役場へ電話で相談し、後から郵送することで、仮受け付けで対応いただきました。
福岡戻り、コンビニで引き出そうとすると私の市はまだ住民票の取り寄せのみで、戸籍謄本の対応をしてない。郵送でそのまま軽井沢役場にと聞いてみたら、本人にしか送れないとのこと(考えたら当たり前ですよね)。ならば取りに行ったほうが早いと行きました。戸籍謄本のコンビニ対応できる町も、すぐプリントアウトではなく、申し込んで3日かかると、先日知りました。
戸籍謄本は滅多に必要なものではないですが、本籍をどこにするか、やはりまだ今の段階では、すぐ行けるところにしておくほうが無難のようです ※後から変更も可能
ここでの学びは
・本籍は やはりまだ行きやすいところ
・コンビニで取り寄せも3日かかる 対応していない市もある
7月7日に無事に軽井沢役場に提出、無事に入籍し挙式、のちに戸籍謄本を取得郵送でした。
ここから怒涛の変更手続きと法人の登録変更が始まります。周りに迷惑かけないように、ネットの活用とうまくしながら進めていきます
仕事の名前を変えた大きな理由は、私の名前で検索されるときはもう変わったと思ったこと。
スタッフの力がどんどん大きくなり、みんなのおかげで進めています。また私が年齢を重ねてきたことで、子ども指導への自分の感性も、親として気持ちがわかる部分も、何かずれることあるのではと考えました (グランチアなど、わかる部分も出てきています)
これからは、自分もパートナーも人生を楽しみながら、
スタッフが、若い先生達が、家族や周りの方を全力で応援していく身。
会員の皆さまが「あってよかった」と言っていただけるように… ゆっくり歩きます
たくさんの方にお祝いの声をかけていただきました。本当にありがたいです。
別居婚で生活はなにも変わらないのですが、後半の折り返し地点、新たに人生、進んでいきます
最後まで見ていただき、ありがとうございました。