教育トピックス
藤圭子さんの気持ちがすこしだけわかるような気がする
母親にとっての娘とは、特別な存在
担当させてもらってるラジオ番組の趣旨もそうだが
一歩すすんでいくほうがいい
特に子育て期の女性が自分の世界をもつ事は
自分自身のために必要だと思っている
「子どもはやがて自分のもとから巣立つ」
特に娘は、自分の分身のような錯覚さえある
本当に大切な存在
ましてや同じような道を進む娘なら
余計に自分を映し出し、自分の夢をかさね思いが深まる
子どもにとって、昔ははじめの世界で
自分を頼り、握りしめていた小さな手
まさに一心同体ですすんできたものが
一人歩きをはじめ
自分の知らない世界へと広がっていき
仮に「もうお母さんの時代とは違うの」
その小さな手からバイバイとされたと、
勝手におもいこんでしまうと、、
母親はくずれさる
「私の全世界はあなたのためにあったのに」
「のに」がつくと「ぐち」がでる
相田みつおさんの言葉が脳裏をよぎる
子どもにとっても重荷でしかない
女性として輝いていく年齢の娘に対し
自分は・・・・と女性としても比べてしまう
グリム童話のほとんどの残酷な継母話は、
本当は実母だという説もあるのも理解できる
しかし、まだ同じ女性として張り合おうと
向かうエネルギーがあるうちは
(例えかわいさ余って憎さであっても)
まだ最低限踏ん張れても
ふと母としての、我に返れば、
なんという母親なんだろうと
そんな自分に自己嫌悪する。
その瞬間は危険だ
衝動的なこともおこるかもしれない
自分の存在価値を感じることは、
自分自身のために本当に大切だ
ワークライフバランスとか
男女共同参画だからとか
そんな事は考えなくてもいいから
子どもが小さくても、できることでいい
自分のために、なにかをはじめてみませんか?
子どもは、やがて全員巣立つ
寂しさあるが、巣立たせるのが親の役目
巣立たさることなく、
あなたのためにを言い続ける親になったら
やがて子どもの重荷になったら本末転倒
4月息子も大学で家を離れた時、さみしかった
ふとおもう・・・
そんな偉そうなこと言いながら
私は、ずっと母親でいたいのかもしれない
私の子どもにしてあげたい事を
ミキファニットの子ども達にしてあげたいだけなのかも
自分が打ち込めることはなんでもいい
今、子育てがんばってる方はなおさら
母親が、自分の世界をもつ事はとても大切だとおもいます
ラジオで、講演で、レッスンで・・
そして、あさってよんでいただいてる自殺予防サポーター養成講座で
正直な気持ちを伝えてこようとおもいます
そして、母親にはかぎらない
自己実現したい世界をもつ事は大切
交通事故より多いみずから命を絶つ行為
残されたものにとって本当に酷です
宇多田ヒカルさんのコメントをあさ拝見して・・・
胸に詰まるものがありました
私もミキファニットがなかったら、
同じコメントを、娘がしてたかもしれません
ご冥福をこころよりお祈りします