グランチア for 50代からの人生
2019年10月13日、福岡県大川市で開催された「第39代さわやかかぐや姫コンテスト」に、グランチア最高齢メンバー、81歳もみじさんと出場してきました。
書類審査から、一次審査へもみじさんと、そして私は、10月13日の最終の本選審査へと進みました
そら〜〜、完全に場違いだった事でしょう・・・。
こちらの応募条件は、大川市内に在住か通勤・通学している、18歳以上で未婚の女性。(大川市近郊在住も可)
どうかな・・と思いつつ、とりあえず条件には合っているのと、地元にたっくさんの愛情を持っていると思い、おそるおそる応募。
正直、事務局は、「え?はあ?」 戸惑われたはず。
もみじさんは応募の動機を
「81歳以上と見えたのでちょうどいいと思って・・ 18歳以上と見間違えた」
私は
「かぐや姫にはちょっと図々しいので、私を『かぐやママ』、もみじさんを『かぐやグランンマ』としてどうですか?」 と一次審査のプレゼンしました
なぜこんな無謀な応募をしたのか・・・その想いはファイナル本選で、プレゼンテーションしています
映像を見ていただけたら幸いです(台風の影響の強風で画面と音声が時折、揺れています)
人生100年時代と言われる今。私も、折り返しの50代となりました
いいものは世代を超えて引き継がれるもの
使い捨てではなく 子どもへ。孫へ。引き継がれていくような『100年愛される家具』
そうなんです
ふざけて、ノリで応募したわけではなく、栄えていた大川を知っていた世代、特にもみじさんはインテリアコーディネーターと建築士の資格を50歳過ぎて取得されています
重ねた年齢からPRできることもあるのでは、また多くの女性や何か悩んでいる人が、「諦めないでもう一度頑張ってみよう」と思ってもらたら・・の応募でした
朝1番のプレゼン審査のあとは
お祭りスタート、パレードのお手伝いあり、
かぐや姫候補者は、先頭の垂れ幕やプラカードもち、私は自衛隊音楽隊の後ろから、大川栄策さんのプラカードを持つことに
夕方から結果発表
なんとMIKI・ファニット卒業生がかぐや姫に。
子どものころからの頑張り屋さんです。
立ち振る舞いも素晴らしく、海外にも大川の良さを伝えたいという気持ちが伝わってきました。今後の活躍が楽しみです。
そして私はと言えば、特別賞を狙っていたのですが・・・ (あ、特別賞はもともとなかったものですが、できるかな・・と) 惜しい!! と、勝手に思っています www
事務局のみなさまへ
ヘアメイク、姿勢や歩き方のマナー研修やアドバイスなど、多くのサポートいただきました。
仕事をしながら、地域を盛り上げるためのボランティア活動、ありがたいです
大川木工まつりの盛り上がりにも驚きました。
何度か伺っているのですが、産業会館での家具の展示の数の多さ、流行りのねこ家具に、職場のひとつでもある博多阪急でも見ていた大きな一枚板は、さらに多くの種類とサイズがあり見応え十分でした。職人の技、組子や、ゆっくりピッタリ閉まる扉の家具、以前購入した跳び箱の家具や、中には九州産業大学 山永耕平名誉教授が大川で修行され、長年約300年の歴史ある英国ウインザー調の椅子を長年研究され椅子、それらのお話を伺い・・・
(今回は審査の合間で、見て回る時間がそこまでなかったものの)、
今後の大川家具の発展と生き残りをかけ、各社の工夫の数々を深く感じました。
折しも先週末は、私たちMIKI・ファニットでは、子ども達と、防災&林業体験をしていました。
林業専門家の方や森の地主さんが日頃どのようなお気持ちで、長い時間をかけて大切な『木』を育ててらっしゃるか、
県のご協力も得て、木の博士からは、アジアやアフリカ材との相違点や、(産業していてだけでなく)森のもつ自然や防災などを含む意味をききました。
また9月はアフリカルワンダへの訪問、ビニル袋の使用禁止や、周辺国での森の伐採の与える影響も考え、
『百年家具』 使い捨てではない、世代を越えていいものを伝えるとお話したことは、 SDGsの問題から、地域の子ども達が地元に愛着をもつこと、いろんなことに繋がっているなと思います。 いいネーミングだと自負しています。 商標登録しなきゃ www
プレゼンテーションをしていた時、私は、実は審査員の後ろにいらっしゃる会場の皆様の表情を見ていました。
町の多くの皆さんが、うなずきながら聞いてくださっていたことは、私の中で、またひとつの決心となりました。
何歳になってもチャレンジできる 自分の道は自分で切り拓く楽しさ
今までも
考えると今までも場違いなことは数々 (笑)
これからも、多くの方へ伝えていきたいと思います。
大川市の皆様、ありがとうございます