つれづれ
私たち MIKIファニットでは0歳からの親子ファニットクラスがあります。
核家族、転勤、初めての育児で不安が多い方も多く、ママやパパと一緒に、思わず笑顔になる、知育やリトミック運動、体育遊びの基礎などのレッスンを福岡市内6箇所ほどで、しています
代表の私が直接指導しているのは博多阪急クラス。今日もちょうどレッスンをしてきて、「博多駅まで子どもづれでくると周りに迷惑かけないかヒヤヒヤします」という方も多いのです。
(阪急クラスブログ)
今日はレッスン後にエレベーターに乗ったら、初めて会う赤ちゃんが抱っこで声を発してました。ママに「ごめんなさい」と言われたので、「いい声ですね。もう意思が感じられてお話うまくできてますね〜」 と、思わず話しかけました。
私がこの親子ファニットクラスを始めたのもきっかけがあります。実は子どもが小さい時、社宅に住んでいて、
「子どもの鳴き声がよくするわね・・」 と言われたことに過剰に反応してしまい、夜中に泣き止まない子どもの口を塞いだり、ハッと気がつくと、夜中に4階のベランダから下を見ていたことがあったのでした。二人目になると、自分に余裕も出てきて変わるのですが・・・
そんな自分の経験から生まれたプログラムでもあります。
先日、アフリカのルワンダへに行くのですが、この飛行、乗り換えが2回、3回の長いフライトでした。最初は韓国まで90分程度でしたが、あとはオランダでトランジットのアフリカまで、10時間以上のフライトを2回乗るのです。長い時間なので、そりゃ、楽な席がいいに決まっていますが予算もあるので・・・我慢。
そんな事を思いながら、やっとルワンダに着くと。
(ルートは別ですが)そのルワンダまでの道のりを7歳、3歳、0歳と、1人で3人子連れでやってきたという日本人女性が滞在していました。
パパがカメラマンで、仕事で早くから長い滞在でアフリカにきていて、後から追いかけてきた。帰りも子どもたちと先に帰ると・・・
滞在中もベビーちゃんは、いろんな人に抱っこされていました。私もその一人。もう可愛くて・・・・。
ママもキュートな方、話を聞いてみると
「子どもたちがパパ大好きで、帰りを日本でじっと待ってるなんて考えられず、、寂しがるだろうからと、私が連れてきたんです。周りの方が親切で、機内も無事に帰り着きました。いろんな方に助けられ、途中で、2番目の子が、少しグズグズ言ったけど、周りの外国人の方が抱っこしてくれてたんです」
聞いてる私が、思わず、心がほんわかしました
その話を聞いた後だったこともあり、この記事は余計に考えてしまいました。
皆さんは、下記のことを読まれて、どう考えられますか?
そんなに赤ちゃん連れが嫌いですか?
日本航空では、<泣き叫ぶ赤ちゃんを連れた乗客が機内のどの席にいるのか>、ほかの乗客が事前にウェブサイトで確認できるサービスを導入したそうです。この機能は、3歳未満の子供連れの乗客が日本航空ウェブサイトで座席を指定すると、シートマップ上に「幼児マーク」が表示されるというもの。
(例外として、ツアーや特典航空券を利用した場合や、同社ウェブサイト以外で座席指定がされた場合、出発直前に機材が変更となった場合などには幼児マークは表示されない)
このことについて、利用客の1人が「カタール航空にも入れてくれ」と、ツイートしたことで、物議を醸しているそうです
その内容は、
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「片道13時間のフライト中に」機内のどこで幼児が「泣き出す可能性があるか」事前に知ることができるとツイートし、この新機能を歓迎した。
「2週間前に搭乗した(ニューヨーク発ドーハ行きの)フライトで、自分の隣には泣き叫ぶ赤ちゃんが3人もいた。こうした仕組みは本当に、すべての航空機で義務化すべきだ」とした上で、カタール航空は日本航空を「参考に」すべきだと。
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しかし一部のツイッターユーザーからは、この男性客は寛大になるべきだとの声や、雑音を取り除くノイズキャンセリング機能付きのヘッドフォンを使用すればこの問題は簡単に解決できるとの声が上がった。
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「誰でもみんな、一度は赤ちゃんだった。その子たちも同じことだ。私たちは寛容を学ぶ必要がある。そうでなければ、口呼吸をしたり、よだれをたらしたり、おならをしたり、酔っ払ったりしている人や、その他もっと色々なことについて、ぜんぶ座席票に表示する羽目になる」と述べた。
「以前はあなた(アフメドさん)と全く同じ考えだったが、自分に息子が生まれてからは、子供連れで旅行する人にとても同情するようになった。機内で泣き叫ぶ子供がいやなら、どうぞ理路整然と子供を諭してみてください」
「赤ちゃんには発育上、『計画的に』泣いたり叫んだりする能力はない」と述べた。
「うわ……ノイズキャンセリングのヘッドフォンを買えばいじゃない」と、提案したのはジーニー・ジョンソンさんだ。「飛行機で泣いている赤ちゃんのことで文句を言う人のことが理解できない。ヘッドフォンを使えば何も聞こえないのに」。
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赤ちゃん連れの旅行に関するウェブサイト「フライング・ウィズ・ア・ベイビー」によると、家族連れに最も優しい航空会社の1つはエティハド航空で、空港でベビーカーを無料で貸し出すなど、様々なサービスを展開しているという。エミレーツ航空とガルフ・エアも高評価を受けている。
ただ私も実は、いやになったことも何度もあります。
全く我関せずの親御さんをみると、仕事柄、「もう少しどうにかしようよ・・」と思い、お節介に遊び方のアドバイスなど、つい口を出してしまうのです
例えば、
子どもが泣いて騒いでいても、知らんぷりのパパ。
ママがあやしていても自分は漫画を読んでいます 困った時の音の出ないおもちゃや絵本などの用意もなく・・・
先に周りの方にひとこと、「すみません」があるだけでも印象は違います
地下鉄の中でも、
子どもに全く我慢させようとせず、なんでも子どもの言うなりにしてしまい、つり革で鉄棒させてたパパに「そういう価値観がついてしまうので・・・ここはこうした方が・・大学保育科の講師です」と、言ってしまうし。
子ども連れOKの店でも
走り回って騒ぐのを、そのままにしてる・・。の見ると
黙っておけないので・・、つい言ってしまっています。
でいて、自分がMAX疲れているときは,
そういうのを見るのも嫌になり、店に入らないこともあります。
だから同じ料金払ってる。静かにしたいと言う人がいるのもわかりますし、様々な事情もあるのもわかります。
そう思うと、トラブルを避けるために、シートの掲示が悪いわけではないと思っています
観劇の際の親子席などもあり、周りがそうだと思うと、親としても気も楽な部分もあるでしょうし。
(特に長時間のフライトならばなおのこと・・)
ただ・・・・・・、
私が違和感を感じたのは、赤ちゃんや子どもが『公共の敵』のように思われてしまうのは、寂しいことだと思いました。
保育園が建設されると騒音だと言う問題もあります。 かつて、私も経験したのは、近所の公園で隣に住む年配の女性が、「子どもの声がうるさい」とホース水を毎回かける方がいて頭を抱えました。
そういうことが重なると、否応無しに、親も静かにさせるために『携帯電話の画像』を地下鉄で渡してしまいます。
みなさん、こうやってスーパーでひっくり返って「買って〜」と、泣く子を見かけなくなったと思いませんか?
私のクラスのママからこんな写真をもらったときは、いい子育てされてるなと思ったものでした。
周りのこともあり、我慢を一切させず・・
(泣かせないようにと) 「欲しい」と言ったら、泣く前にお菓子を買ってもらう。
子どもの要求がそのまま全て通る、子育てが続く。やがてそんな人が、会社に人材として入ってくる・・・、その子にとって幸せなのかな・・。私は怖いです。
子どもを育てにくい環境になってしまう 次世代の担い手なのに・・・
そして、世の中いろんな方がいます。
子どもも シニアも 身体の大きな方も 障がいのある方も・・・・
そこが私の違和感でした。
<参考にした記事>
・BBC JAPAN
・NHK WORLD JAPAN
・Airline to help passengers avoid screaming babies)