グランチア for 50代からの人生
グランチアでは、月2回にみなさんでお顔を合わせてのリアルなレッスンと、ネットでのおうちで練習タイムをおこなっています。
なぜそうしたのか。。
私には、印象的な言葉があります
10年続けてきたシニア向け運動クラスで、たまたま、チアのポンポンを持ってみると、参加者のつぶやきが聞こえました。
「あ〜楽しかった。人とこんなに声を出し笑って、体を動かしたのは久しぶり。私、家では電子レンジとしか喋らないの・・・」
一人暮らしの方でした。
<電子レンジとしか喋らない>この言葉がキーワードとして心に広がりました。
(参考写真: 最新ヘルシオおしゃべり機能 )
この言葉はどういうことだろう・・・
そこで、私はフィールドリサーチでいろんな方に、インタビューへ。(最初にインタビューしたのが、現在、グランチア キャプテンのもみじさん。)
そこでわかったのは、大きく2つでした。
1)不安
・今さら面倒くさそうな人間関係も嫌だけど、『孤独』も不安。
・このまま老いて人生をとじていくのか。
・健康面への不安
2)忙しい
・介護・孫育て・仕事や地域活動・趣味など
そこで、私たちは、グランチアをリアルとネットでの交流で、試行錯誤しながらスタートさせていきました。
1)『不安』の解消に
・前向きな仲間
・新たな人生のチャレンジ
・とにかく楽しい。カラダも心もスッキリ。
・社会への役立ち感(地域を盛りあげる=孫の世代まで元気に)
(グランチアで、再チャレンジするメンバーを応援に)
2)『忙しい』の解消に
・リアルとネットでレッスンを楽しむ
・好きな参加の仕方を選ぶ (レッスン以外の、イベントや野外公演も好きな時に参加)
グランチアきっかけで、スマホやパソコンを使い始め、検索やSNSも使って新たな交流を楽しんでいるかたもいます。
そこで先日は、グランチアメンバーと一緒に、西南大学での学びへ、第1回デジタル活用共生社会シンポジウムに参加してきました
(デジタル活用とか私たちにわかるやろうか・・・ドキドキ)
(あ、意外と年齢層が高い、90代の参加者も・・・)
総務省の情報通信流通振興課 犬童課長の基調講演では、
電話の普及に80年、かたやスマホは3年だった。IOTセンサーの小型、軽量化で技術の流れは避けられないし、うまく使っていけば生活家電やスマートホームで便利になる。
例えば、人の習慣まで覚えて、起きたらコーヒーができている。遠隔で孫がおじいちゃんにお酒のお酌ができる。お墓に生前の動画が出てきて呼びかける
今後、デジタル活用支援員、シニアがシニアを支えて欲しい。
(「さっきのお話ですけど・・」と 質問も熱心に)
そこで、「長寿を心から喜べる未来」のために福岡市が取り組んでいるのは【福岡100】や、先進的におこなっている地域や団体の事例がでてきました
印象的な言葉は IosJ 牧代表の
・ピチピチシニアが、孤独シニアのニーズを拾う。
・未来のことを語るシニア(新しいことチャレンジしている話は聞いてて面白い)
これはまさに、グランチアメンバーさんの姿お一人お一人が浮かびます。
また、こんなかたも私の頭の中に、浮かびました
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「シニアのみなさん、デジタルライフを始めましょう」と語る、最高齢プログラマーの若宮正子さん
親の介護とおしゃべりを続けるために、ICT パソコンで世界をえた若宮正子さん。「人生60過ぎると面白くなる」と聞くが70、80はどうなるの?
手芸の延長線上にエクセルでアートし、日本古来の文様をエクセルで表現する
この 『創意と工夫と遊び心』 が大事だと・・・
私たち グランチアも、そうありたいと思いました
実はグランチアは、グランハブ事業のひとつの手段。
若宮さんの『創意と工夫と遊び心』 の言葉を胸に、今日も活動開始します
こちらのグループで、伴さんが若宮正子さんの他の映像や、情報を紹介されてます