学んだこと
本日は節分「鬼は外」
このマダム(山本美千子さん)に撮られた一枚の写真がきっかけで
なまはげ伝道師になった太刀山美樹です
そのころの話はこちらから
先日、自分の博多阪急のクラスでも、節分に合わせて、
子ども達に日本の文化として、なまはげを紹介しました
実は
ユネスコ無形文化遺産に登録されたナマハゲは 鬼ではありません
地元ではなまはげさんと呼ばれる、「来訪神」神様なのです。
なまはげの名前の由来
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なまはげとは、寒い地方で働かず、じっと囲炉裏に当たっているとできるという「なもみ」をはぎとってくれる、神さま。脅かすためではなく怠け心を剥ぎ取るために刃物を持っています。
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なまはげで子どもの前に立った時には、必ず保護者にその意味を伝えています
また鬼も、神さまとして敬っている地域もあるようで、以前訪れてブログに書いた
六郷満山の文殊仙寺も、その一つでした
実は鬼も神様も 身近にいて見守ってもらっている・・
そう思ったら、ふと頭に浮かんだのは、この歌
『なにごとのおはしますか知らねども かたじけなさに涙こぼるる』 西行
八百万の神。空の上の父や家族。実家では、年の暮れのお餅を、台所や、勉強机、農機具にも飾ります
アニミズム この日本独自の考え方もいいなと思っています
この西行の歌は、
目には見えないけれど、何かがいつもそばで見守ってくれている。
そう思うだけで、涙がこぼれるほどありがたい。
ということなんだなとふと思いました
「畏敬の念」畏れ敬う 何か子供達に伝わったらいいなと思いました
節分の日に ふと思いました
鬼は外 福は内