ちょこっと「体操・運動遊び」
うちの子は、特にスポーツ選手にするわけではないから・・・運動は別にいいかな
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません
でも実は。。。。
たかが運動。されど運動なんです。
子どものころにしてるかどうかで、変わるんです。では何が変わるのか?!お伝えしたいと思います
例えば日常生活の中で、みなさま、このような場面はあるのは?
「ふ〜危なかった」車が急に出ても、とっさに避けることができた。
「前から走ってくる自転車や車が、あのくらいの速さで近づいてるなら、いま道を横切るのはこのくらいの速さだな」
「この山道の段差なら、大股の一歩で降りるか、飛び降りたとしても、膝や腰には支障なさそうだな」
これらは、頭の中でじっくり考えなくても、瞬時に動いたり、瞬時に判断していくものですよね。
これは大人になっても必要なことで、少なくとも自分の身は自分で守らないといけないものだと思っています。
子ども時代のいろんな動作を経験することはとても大切です。
いろいろな事へ対応できる能力の高さに、そのまま繋がっていくと考えられています=持ち越し効果
では具体的にどのような動きが必要なのか・・・(図をクリックすると大きく表示します↓)
36の基本動作 山梨大学 中村和彦教授
<36の基本動作>
大きく分けると3つに分かれます
1平衡系 バランスをとる
2移動系 からだを移動する
3操作系 ものを使う 扱う
みなさま、ちょっと昨日、何をしたか?どんな動作があったか?を思い出してください。
図の中の動作、いくつ出て来ますか?かくゆう私も
「そうだな・・・立つ、歩く、渡る、持つ、運ぶ・・・かな・・」 みなさまはどうでしょう
30年ほど前までは、一日<2万歩>歩いていた子ども達も、今は半減したというデータもあるようで、する子しない子の2極化は言われるものの、日常生活で動作は少なくなっています。
だからこそ、意識してカラダを動かす。
これらの基本の動きを満遍なく行うためにも、
MIKIファニットでは、主となるダンスのみならず、様々な動きを取り入れた「ファニットtime」を最初に設けています。
このファニットtime、心の成長からも、安全管理からもとても大事な時間です
(この話はまた次の機会にまとめます)
さて、MIKIファニットでは、運動の適時性(発育発達に合わせた刺激が効果的)も大切になるため、子ども専門運動スクールならでは、コースもしっかり分けています。
<発育発達に合わせたコース分け>
・ベビーファニット 寝んね、おすわり、ハイハイ、つかまり立ち、歩行へ
生まれ持った能力を自分で動かせる
・1・2歳ファニット 歩行の安定、走る跳ぶなど移動動作
目と手の供応動作(目で見たものを思い通りに動かす力)会話や自己主張
・2歳半〜ホップ 自己中心から周辺への興味が生まれ、コミュニケーションへ
・4歳〜 ステップ いろんな運動ができる
・1年生〜ジャンプ 運動がより上手になる
・4年生〜ジュニア 言われたことを理解し様々な運動にチャレンジできる
園や学校の現場で、肩こりを訴える子がいたり、カルタとりで骨折!なんて事に、実際に遭遇した私。
「イマドキの子だから・・」と見過ごしたくないんです。
子ども達が何かにチャレンジしていくとき、「なんとなく疲れる・・」なんて聞きたくないもの!!
安全に身を守るためにも、勉強していくにも、生活していくにもカラダづくりは基盤となります。
<たかが運動ですが、されど運動>
ほんのちょっとの経験は未来につながります
芯の強い大人になるように・・・私たちが自立型全力サポートします
MIKIファニット代表
西日本短期大学保育科 近畿大学通信保育科講師 太刀山美樹