教育トピックス
私は専業主婦をしていました。子どもが小さな頃、手つくりでいろんな物をつくりました。布絵本やおもちゃ、離乳食も洋服も…
若い夫婦で財政が厳しかったのも大きいのですが、子どもの昼寝の時間や早朝にいろんなものを作っておくと、起きてきた時の第一声が「うわ〜!ママすごい!こんなのできたと!?」と喜ぶ子ども達の顔がうれしくて。
出来はへたくそです。洋裁の得意な私の姉から言わせると「なんじゃこりゃ〜」というような自己満足の物も多かったのです。
ただいま思えば、子どもが私を褒め上手だったんですね
「ももちゃんの宝物〜」など最高の褒め言葉をくれるので、
ちょっと睡眠減っても、寝ている間に作るのは全く苦ではなく、「なんと言ってくれるかな?」ともう楽しみで仕方なかったのでした。
ただ時々思い込みの激しい性格の私は、いろんな育児情報に触れる中、途中から「教育熱心でなきゃ、いいママにもならなきゃいけない」という思いで、真面目にやりすぎていきます。
(それで疲れて…ちと病んでしまい、今の仕事へとつながって行くのですが・・)
片付けをしていたら、そんな当時を思い出すものがでてきました。こんな絵本を作ったな〜と、懐かしさと同時に、研究職で帰宅が遅いパパを待つ、子ども達とママの気持ちも見えてきました。
娘4歳11か月 息子3歳5か月のときのものです
私は子どもが小さな頃、手つくりでいろんな物をつくりました
布絵本やおもちゃ、離乳食も洋服も…
いいママにならなきゃいけないという思いで、
(それで疲れて…ちと病んで今の仕事へとつながって行くのですが・・)
片付けをしていたら、当時を思い出すものがでてきました。
こんな絵本を作ったな〜と、懐かしさと同時に
研究職で帰宅が遅いパパを待つ、子ども達とママの気持ちも見えてきました。
娘4歳11か月 息子3歳5か月のときのものです
むかしむかし、パパと ママと ももちゃんと りょうくんが すんでいました。
ももちゃんも、りょうくんも お話が上手 絵もとても上手でした
でも2人は時々さみしそうでした
それはパパが、お仕事で、帰りが遅く、朝もはやく、出張も多かったのです
そこでママは、紙芝居をつくりました
ももちゃんとりょうくんにとって パパが、そばに感じられるように、、
パパが子ども達を そばに感じとれるように
2人がつぶやいた言葉と、絵をつかって
「大すきなパパへ」とプレゼントを作りました
作 絵 たちやまりょう たちやまももか
りょうくんのパパは めがねをかけている
ももちゃんのパパも めがねをかけている
りょうくんのパパは ひげがついている
りょうくんのパパは ゆるしてくれる
ももちゃんのパパは おこっていてもゆるしてくれる
りょうくんのパパは いつもかんがえている
ももちゃんのパパも い~~っつも かんがえている
りょうくんのパパは おさかなとってくる
ももちゃんのパパは おさかなつくってる
りょうくんのパパは おててのよごれとってくれる
ももちゃんのパパは あたまあらってくれる
りょうくんのパパは ばあちゃんとすんでいたんだって
ももちゃんのパパも むかしばあちゃんとすんでいたんだって
りょうくんのパパは かえってくるのがおそいんだよ
ももちゃんのパパも かえってくるのがおそいんだよ
りょうくんのパパは あそんでくれる
ももちゃんのパパも あそんでくれる
りょうくんのパパは ねるのがはやい
ももちゃんのパパも ねるのがはやい
ももか4歳11か月 りょう3歳5か月
私は、このふたりの子どものおかげで、成長させてもらいました
今の仕事をしているのは、子ども達のおかげです
できた紙芝居「ももちゃんのパパ りょうくんのパパ」を題名を見て ももかが、、、
「ママにもね、ももちゃんのパパかしてあげるよ」といってくれたので
ママのパパというのを題名に加えたのでした
息子の言葉に1歳6ヶ月お姉ちゃんの娘が、「私だってもっと話せるよ!!」と言わんばかりに 話していくのですが、大学保育科の講師をしている私にとって、おもしろいなあと
微妙な言い回しの違いに、子ども達の発育発達がみえています。
そしてもうひとつ、帰りが遅いパパに対して、妻である私が一番さみしかったんだな。
でもそんなパパを応援したくてこの絵本を作ったんだな、今つくづくそう思いました。
最後まで読んでくださったパパのみなさん、安心ください
短時間でも家庭をみてくれるパパのこと、ママは応援をしています
でいて、今日は帰宅したら、ママを後ろからぎゅってしてあげてくださいませ
あ、MIKIファニットの大黒柱 社長も若いすてきなパパでした。
いま来年度の準備をしているため、仕事が忙しくなりごめんなさい。
仕事と家庭とみんながなれるよう、私自身がまずしっかり精進します。