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うすきを好きになっちゃった

2022-03-15 07:22:15ほか

うすきを好きになっちゃった

みなさん 大分県臼杵市に行ったことありますか?

山登りにはまっている私にとって、久住も由布岳も度々訪れている大分県ですが、

臼杵までは足を伸ばすことはなく、子どもの頃行ったきりで、大人になっては足が遠のいていた。

ちょっと笑ってしまった臼杵のパンフ 

そんな私がひょんなことから、【ユネスコ食文化創造都市認定記念 きっと臼杵が好きになる!歴史と食文化に触れる「う♡(うすき)」プレスツアー】に招待され、博多駅からの出発するバスに便乗した。平日の通勤ラッシュの中、久しぶりの旅で、遠足の前の日の小学生のようにワクワクして前日眠れず、ちょっと眠たい朝7時半にバスに乗りこんだ。途中、車窓から、由布岳が見え、「今日は違うのよ。また来るね」と語りかけました。

臼杵に着いたのは、午前10時。

築100年の臼杵焼工房

まずは、臼杵焼きの工房へ。築100年の元郵便局を改装した工房では、若い職人さんたちが蓮をモチーフにした真っ白の器を作っている。陶芸教室に通ってた私には興味津々。

器を見たあとは、今回の旅の一番の見所のひとつ。国宝の臼杵石仏へ。

<国宝 臼杵石仏>

平安後期から鎌倉時代に、何世紀にもわたって、岩壁にコツコツ彫られた石仏です。

よく見ると、彫られた時代によって仏様のお顔が違います。誰が何のために掘られたかは分からない。

私の子どもの頃の記憶では、「仏様の頭が地面に落ちていた石仏だったなあ・・。」

臼杵の里をずっと見守ってこられた、この大日如来さまは、平成になって、頭をもとの位置に修復されたそうです。



<郷膳うさ味>

石仏を見たあとに駐車場へ降りていく道のそばには、レストラン「郷膳うさ味」があります。地元野菜の料理を、臼杵焼きの器で楽しめます。臼杵焼きの代表、宇佐美裕之さんの妻・友香さんのお店。実はこちらのお店、山仲間のお洒落女子K子曰く、「断然イチオシだから、臼杵に行くなら、ここに行ってみて」とインスタのリンクがとんできたお店でした。

石仏前にある広場には、蓮池もあり、そこではヨガイベントもあるとのこと。

「いいなあ・・ここで歩いて石仏を拝み、食事をして、ヨガするって、同じく山仲間で鍼灸師のキレイどころHちゃんは、ゼッタイ好きだろうな。瞑想にはまっているWくんは蓮の葉っぱの上でポーズしたがるかも」

<天邪鬼 龍源寺>

石仏をあとにして、バスで20分移動し、三重の塔のある龍原寺へ

江戸時代に建てられた龍原寺は、よ〜く屋根の下を覗くと、天邪鬼が見える。

重たい屋根を4方から支えているのが、4人の天邪鬼さん。頑張りすぎたのか、4体のうち2体の腕が落ちてしまっています。現在修復のため、寄付を募っている。

仕事と大学院の二足のわらじを履き、日々かけ回っている自分の姿と重なり、「天邪鬼さんもがんばっているんだな…。」と、つい見入ってしまう。4体をもっとじっくり見たかったけど、時間が足りずに残念。「なまはげ伝道師」の私にとって、(なまはげは鬼ではないのだけど)、天邪鬼さんには相通じるものを感じたのかもしれない。

こちらには、聖徳太子様も祀られています。普段見ることはできないが、お願いすると拝む事ができます。

< 星月庵の精進料理 >

天邪鬼さんにさよならして、徒歩で20分

お昼は、臨済宗星月庵の精進料理。料理がすばらしいのはもちろん、作っている御年82歳の安藤恵薫(えくん)和尚に感服。修行で習得された精進料理は、胡麻豆腐や生麩が絶品です。「小麦粉を数時間練り上げて…人の喜ぶ顔を思い出しながら…」などと優しい口調のお話を聞くと、もう〜ありがたくて。

出汁の取り方は約800年間続く味。乳児を連れたお母さんが、離乳食をはじめたばかりの赤ちゃんに一口、このだし汁を飲ませたところ、なんと赤ちゃんがその椀を自分で掴んで、飲み干してしまい、お母さんには追加でもっていってあげたほどだそうです。やさしい味で、私も水筒に入れて持ち歩きたいぐらいでした。

お肉のような口触りと深みある味の麩

料亭のような場所ではなく、私でも気さくに楽しめる場所に、想像もつかないほど手間ひまかかった料理をいただきに、関東からもわざわざ足を運ぶ常連さんもいるそうです。一品一品料理が盛られた器は、どれも美しく手にとってみたくものばかり。揚出し豆腐を食べたあとに、「この器は魯山人のものです」と和尚に言われた瞬間、ブルブルッと身震いしました。

「お椀の蓋をすこし置く方向を変えることで、料理の趣が変わるんです」と和尚。

お腹も満たされ、徒歩でここから二王座歴史の道の石畳をゆっくり探索。

石畳の道は思いの他、長くてビックリ。

「いま石畳の石もなかなか取れなくなって」と、大学院の授業で聞いたことがある。縦横無尽に交差している石畳は、晴れても雨でも絵になるだろう。ふと脳裏をよぎったのは、写真にハマっている、これまた山仲間のMさんが、ここに来たら、石臼のように動かなくなること、間違いないでしょう。

ポルトガルから贈られたタイルが造り酒屋さんの壁面いっぱい。この前で珈琲のみたいな。

<絶品!味噌ソフト>

カニ醤油の看板娘・明子さんのオススメの味噌ソフト。いろいろなソフトクリームを半世紀食べてきた私も、思わず「く〜美味しい!」とつぶやいてしまう。味噌の甘みとしょっぱさが絶妙!!この文章を書きながら、いままた思い出して、ヨダレが出てきました。深夜なのに…いかんいかん…。

酒造りの合間にと発展していった臼杵の醤油や味噌屋さん。

小手川酒造で(フンドーキンさんの本家)、お酒を購入。

フンドーキンではもろみを購入、関青果で ほんまもん野菜を購入し、これで夜は、家でも臼杵を楽しめるとニヤリ。

<認印のガイドさん>

これらの案内はガイドの古谷美和さん

耳にはピアスの代わりに、なんと『印鑑』がささっています。

「なんで耳に印鑑なんですか?」と尋ねたら、「すぐに認印を押せるからね〜」

臼杵では、そんなに認印を押す機会があるんだな…。みなさん、御朱印代わりに臼杵に行ったら、古谷さんの認印もらってください。

後ろ髪ひかれながら、臼杵城をあとに出発し、19時半に福岡に到着!!

臼杵城は次回に楽しもう。

今回の旅、キリシタン大名大友宗麟の話も、ふぐも、臼杵で有名だけど出る幕はないぐらい充実の旅だった。日帰りだと入りきれないぐらい、臼杵は楽しめる見どころ、楽しみどころがいっぱい。次は1泊して、山仲間を連れて、じっくり訪れたい。ただ…みんな好き放題して、大騒ぎになるかも…。それだけが心配だな。

 臼杵市観光協会

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