グランチア for 50代からの人生
【グランチアって?】

「グランチア」は、グラン世代(シニア世代)のためのチアダンス。
といっても、みんなが完璧にそろった“機械のようなチーム”じゃありません。
膝が痛い人もいれば、肩が上がらない人もいる。鬱だった方、がんサバイバーの方もいる。
だからこそ――
右腕がダメなら左腕を!
膝がつけなければ立ったまま!
そんな“マイペースな工夫”を互いが持ち寄って、一つの演目を作り上げていくんです。
結果、舞台で見えるのは華やかな一体感✨
でも裏側は「助け合い」と「ゆるやかな連携プレー」。
まるで人間版リレーのバトンパスみたいに、お互いを補い合う姿がほっこりするんです😊
(ちなみに私自身、膝の前十字靭帯の再建手術と両膝の半月板損傷で膝がつけず、立ちパートで踊ってます)
👩⚕️【専門的に】
グランチアは、チアリーディングのアクロバット要素を除き、安全性を重視したポンダンス中心の運動プログラムです。
動作は各参加者の身体的制限に合わせて調整可能であり、廃用性萎縮(使わないことで筋肉や関節が弱ってしまうこと)の予防、心肺機能の維持、バランス能力の向上に効果が期待できます。
また、集団での協働による社会的つながり・心理的ウェルビーイング・自己効力感の向上にも寄与します。
私は健康運動指導士として、九州大学で研究を進め、福岡市との共同事業にも取り組んでいます。
もちろん、医師から運動禁忌が出ている場合は、必ず医師と相談の上での参加をお願いしています。
👩🏫【監修者紹介】
グランチアは、古庄美樹(ふるしょう みき)が監修しています。
古庄美樹は現在、博士課程にて研究を続けており、2025年3月には九州大学より学生表彰を受賞しました。
受賞理由としては以下の点が高く評価されています:
・株式会社MIKI・ファニット代表として、2歳から87歳まで幅広い年齢層に健康支援を展開
・チアダンスを活用した応援行為の効果を研究し、運動継続・脳疲労や抑うつ改善との関連を実証
・「50代からのグランチア」を主軸に、女性高齢者の心理的ウェルビーイング向上をテーマとした研究を継続
・健康運動指導士として地域・企業と連携し、学術的知見と実践的活動を融合させた社会実装モデルを推進
・新聞・テレビなどメディアでの発信も多数。
毎日新聞全国版海外版、日刊スポーツ、スポーツ庁プロジェクト、NHK・RKB番組などで取り上げられ、地域を超えた影響を与えています。
🎓【学歴】
九州大学 地域政策デザインコース修了(2017)
九州大学大学院 経営学府 修士課程(MBA)修了(2018)
九州大学大学院 統合新領域学府 感性学修士(2025)
現在も「人生100年時代のウェルビーイング向上」をテーマに、研究と実践の両輪で活動を続けています。
2025年7月のタイ訪問では、ASEANのメルマガでも紹介されました
