つれづれ
男の子が、
ふと、あなをほってみる
だんだんふかくなる
…
空を見上げる
自分で立ち上がり
あなをでて、見下ろす
ぼくのあなだと感じたところで
うめてしまう
思わずうなってしまうこの世界観、
悩んだときの大人にピッタリ
まるで人生
ここにでてくるお父さんがステキだ。
途中は、「あせるなよ」と声をかけ、
できたら「いいのができたな」と
ただそれだけ。
でも愛情いっぱいに感じる
父ちゃんて、いいなあ
私も子どもの頃に
アメリカ映画のプールがある家にあこがれた。
いいなあ〜
父に言うと「お、そら よかやんか」と言われ、
実家の果樹園 桃の木の間に一日かけて穴を掘った
9歳の力では1日かけてできたのは、
1.5m、深さ30cm程度のあな
ビニルハウスのシートひいて、水ホースで入れて
私のココロは大満足 通りかかった父
「よかプールやな・・おれも泳ぐかな」
この本読んでうるっとしてしまった
改めて今、感謝する
私は父に 愛されてそだったんだなと