MIKI・ファニット for キッズ
次は私!子どもが「憧れる先生」になりたい
芯のつよい子を育てる運動スクール「MIKI・ファニット」には幼少期から通い、5年10年学ぶ子どもも多いのですが、中にはこんな先生もいます。
入社4年目になる山口茜さんは、現在、チアダンスやヒップホップを小中学生を中心に教えています。
実は3歳からのファニットキッズ。
私が起業して、MIKI・ファニットの自社スクールを開校する前の、サークル時代から学んでいました
当時、私が書いていた指導日誌のページをめくると、次のように書いていました。
「今日もあかねちゃん、カーテンの後ろに隠れていた」
「あかねちゃんはお友達の○○ちゃんと一緒だとおふざけ。並べるときに離す」
そうなんです。
ノリノリでダンスする時もあれば、「今日はしない」と、プイと横を向き、私と目も合わさず知らんぷりということも。
講師から見ると、なかなか面白い子どもでした。
(嫌になったから辞めると言い出すかな…)と、内心思っていたものの、ずっと誰よりも出席率がよかったです。
またなぜか、練習してなさそうでも、発表のステージになると、なぜか全部踊れてしまう。
実は私や親御さんの見えないところでも、こっそり努力していたようで、茜さんに限らず、そんなお子様、実は多いものです
そして、(小学生6年生までの設定だった)当時のクラスを、最後まで続け卒業しました。
やがて茜さんが高校生になった頃、ちょうどMIKIファニットスクールができ、生徒として戻ってきました。
担当も、ダンスのジャンルも変わり、高校生を中心に大人びた振り付けのチームに入りました。
その最初の発表ステージの時です。私は、ガツンと怒ってしまいました。
「なんしようと!!ダンス好きなんじゃないの?!なんで手を抜くの!?」と。
(MIKI・ファニットで仕事をしていると、どの子どもも小さな頃からのおつきあいなので、家族のような気持ちになるものです。特に幼少期からの彼女の力は知っていたので、ついつい。)
そのころは、ダンスに対しても、また学校や自分のことでも何かあったのかもしれません。
そしてその次のステージ。動きは段違いに変わっていました。
自分らしさの表現となり、大きく成長していました。
これは私が言ったからではありません。当時の講師やチームのみんなで努力し、いいチームとなっていたからのベストパフォーマンスだったと思います。
こんな小学生時代から成長しました
高校卒業後は学校に通いながら、ダンスも続け、またMIKI・ファニットの受付スタッフにも入ることに。
その頃から、今までとは違う目線で子ども達と接するようになっていきました。その様子に、「講師に興味はない?」と話し、養成講座を受講し、研修を積んで、いよいよ講師としてデビューしていきました。
やがて講師1年目の最初の冬。
カリキュラム1年間の集大成となる、初めての大発表会を迎えました。
その年は、小学校6年生が「将来の夢」をインタビューで答えるコーナーがありました。すると
「あかね先生のような先生になりたい」 そう話しはじめた子がいたのです。
思いがけない言葉だったのでしょう。舞台袖の山口さんの目から涙があふれていました。
「もっと学びたい。子どもたちのために!」そう語る山口さん。
今までの自分の子ども時代の経験もきっと、いきてくると思います
山口さんに限らず、この仕事、ずっと勉強は続きます。「よりいいレッスンにするには」と悩むことも多いものです。
MIKI・ファニットスタッフは、皆そんな気持ちで仕事に取り組んでいます。
そのため、会社としてもスキルアップができるように年間通しての社内研修も組んでいます。
山口さんは今、東京へと、新たな指導資格取得のため、会社を代表し、通っています。
保護者のみなさまからも応援受け、スタッフもカバーして、代表としてありがたいです。
今後もますます大きく成長していく講師のひとりと思っています。
新たにグランチアには負けられない 大人のためのチアダンスクラスも担当しますので、ご興味ある方はどうぞ 大人のためのベルチア
日頃の業務ではIT管理業務や、指導教材の映像の撮影編集なども担当。心強い存在です。
(このウエアは、ミキファニットの昔のウエア。山口さんがとっててくれてたものです)