つれづれ
移動の車の中・・TVで
ケコンドウのオリンピックでの様子がでていた
「いたい!」見ていて思わず 叫んだ
試合のシーン 蹴りを入れた瞬間 うずくまった女子選手
「前十字きっちゃったな」
自分も経験すみの バチっという音とともに 激痛かけぬける
・・しかし、その選手が立ち上がっている
棄権せずに何度も何度もたちあがりファイティングポーズをとる
足をつくのも激痛のはず
ましてや軸足になるのも痛かろうし、その脚で蹴るのもいたいはず
実際にその足をつけなくなり 片足上げたまま途中戦っていた
私の場合は、大学バスケの練習中だった
スタメン選手は救急車でも、「じゃまだ どいとけ!」と言われる下手選手(笑)
→これは体育会系では当たり前のこと
けんけんで バス停までいき 整骨院へ。
造影剤もMRIもないからひどい捻挫との判断に、2週間ほど激痛ひいたあと
そのまましていたら 半年後歩けなくなった
靭帯を切ってすぐなら自分のそのままつなぐらしいが、時間たちなくなっていたため
北九州の山の中、労災病院に当時 膝の権威のスポーツドクターがいらっしゃって
そちらに入院。北九州の同じ部屋6人中、福大スポーツ4人という楽しい部屋
大腿骨に穴あけての再腱手術になった
このリハビリの痛さは絶叫モノ
そのままだと中の組織が癒着するので、そうならないようにガンガン曲げられる
たとえ傷口がひらいて出血しても、中の組織が問題だから、
みんなタオル口にはさんだり、絶叫 泣いてかえってくる
あまりに曲がらないと、麻酔かけてギュ〜っと無理に曲げられる日も
私は曲がるようになって退院したが 1年下のバレー部の女の子は
癒着してしまい1年間に5回の剥離手術しても失敗 結局そのまま大学をさった
おかげで出産の痛みは 膝の痛みに比べれば
もっとすごいのがくるはず・・スイカを鼻から入れるぐらい痛いというし・・
と思っている間に 上の子40分 下は3分というお産だった
ケコンドウの選手は、 ガンの治療してる父親のために頑張っていた
何度もたちあがる姿みながら その痛みと気持ちがつたわってきて
すごい精神力に おもわず、うるうるしてしまった