太刀山美樹オフィシャルサイト

  • Search
  • Menu

ひとりで当たり前に生きていく

2017-04-16 00:00:02教育トピックス

「私が先にいっても、ひとりで世の中で当たり前に暮らしていけるようにしたい。だから養護学校でなく普通の体育館で、この運動サークルをしたい」

20年ほど前、そう言われてスタートしたお母さん達の言葉が浮かびました。

なぜ浮かんだか?それは今日すごく嬉しい事があったからでした…
それはミスドにて、レジでお店のひとと話している「とある青年」を見て、この面影は、たしかと…ミスド

「このドーナツとこれともうひとつ本当は食べたいけど・・でもコレを買うとお金が足りないから、辞めます」

そう言いながら、レジでお金を払っていたのはおとなになった「Kちゃん」でした。

<ひとりで買い物していました>

「Kちゃん」は、かつて自閉傾向の子ども達の運動サークルに通ってきていた子でした。
スタート当時は、年中さんでかわいかった彼が…、おとなになっていました。

この自分で判断して、ひとりで買い物をしてた様子に、私はもううれしくてニコニコして見ていました。
このサークルは8年続きました

メンバーがみな成長してサークルは解散し、Kちゃんとは6年生になった時に会えなくなったけど、

そのあとも、きっと頑張ったんだろうな。。。。
ご家族や学校の先生も、Kさんの幼少期から、

子どもの事を考えていろんな対応をされてたこと聞いていました。

 

私がKちゃんの後ろで、ニッコニコしながら見ていたので、
ミスドのお店の方は????と、不審におもったことでしょう。
そして、買えたドーナツを食べている彼に話しかけてみると、私の事を覚えてくれていました!!

「知ってるよ。体操のみき先生だよね」

「仕事がおわってね、7時にスポーツジムに行くんだ。すこし時間がある時は好きなドーナツ食べていくんだよ」
「1月に誕生日がきて、25歳になったよ」

<仕事をしている>

<ジムにいって体を動かしている>

<好きなモノを楽しみながら自分で買い物>

〜〜ひとりで世の中を当たり前に暮らしていく〜〜〜〜

それは、まさにお母さん達が願っていたことでした。

 

言ってたとおりになったんだ。

子どもの運動指導の仕事を始めて25年経ち、いろんな子どもと出逢いました。
特に今月は、

園児だったダンスの教え子が、短大保育科にまた教え子として入学してきてくれたり、

3歳だった子が、ミキファニットの新入社員で入社してくれたり

買い物に行った先で、偶然、店員としてナイスな対応をしているのを見たり・・・

また、もと保育科だった学生が、結婚した人がいたり、子どもが産まれたという写真を見ました。

 

子ども達が、おとなになったその後の姿に会えるのは、見ているだけでも本当にしあわせ。

この仕事をしててよかったという瞬間です。抜けている事だらけですが私もがんばろう
ああ、なんだかうれしいなあ・・

ドーナツの袋見ながら、家に帰ってきた今も思い出し笑い
仕事がんばろう

普通の体育館でしていたため、辛辣なこともありました。当時の事を思い出し、

ケアの必要なお子さまがいらっしゃるあなたへ
ふぁんふぁん福岡のコラムにかつて書いていました

Page top